初めて描いたエロ絵である。小生は、この作品を描いていた頃、殆どそれらがシリーズ化する事になるとは、考えてもみなかった。その頃は(合田ケムリの活動歴参照)只、村上龍が映画『トパーズ』で外国から評価されたり、マドンナが『SEX』という写真集を出したり、ビザールファッションが流行ったりしていて、単純に「カッコイイ」と思ったから描いただけの事だったのである。小生が『O嬢の物語』を読むようになったのは、それより少し後の事だったと思う。だが、その後の作風は既に、この作品に現れている。完全な全裸では無い事、陰部を描かない事、本番行為を描かない事、これらが小生の絵画の鉄則となった。 |