SLAVE21 amy-jolly
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映画「モロッコ」のラストシーンで、amy-jollyは、ハイヒールを脱ぎ捨て、振り返りもせずに、砂漠の中を歩いて行く。小生の描くamy-jollyは、何で振り返っているのかと言うと、未練があるからである。その未練は、ベルリンに置いてきたスーツケースに詰まった、ベルリーナルフト(ベルリンの空気)なのである。ベルリンの壁が壊された時、パリのアパルトマンで、孤独な生活を送っていたマレーネ・ディートリッヒは、何を想ったのだろうか。本人が他界してしまった今では、もはや知る由も無い。