夏休み3


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「お前、俺とヤりたいのか?」
「うん。だからじらさないで…」
「三十路過ぎるとな、若い頃みたいに、四六時中勃ってる訳じゃないんだよね。」
「え…」

マサハル兄さんの股間に、ジーンズの上から触れてみる。確かにそれはぐんにゃりとしている。俺はがっかりしてしまった。

「兄さん、俺はヤりたいんだよ。」
「お前のケツマンコが疼くのか?」
「そうだよ。兄さんとヤりたいんだよ。」
「中年女みたいな事言うなあ。ハハハ。」

俺は、意地になった。父親が隠し持っていた風俗雑誌を読みかじって仕入れたテクを、ここぞとばかりに使う。

「あ、それ新鮮。いけるかもしんない。」

2005.7/19