SLAVE17 ohtsuki
(K氏所蔵)

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◆このO嬢シリーズは、O嬢にかこつけて、好き勝手な肖像画を108枚描くという、自ら科した宿題である。よって、誰を描こうが勝手なのだが、一応作画の掟を決めてある。NO NUDE,NO SEX−全裸と本番は禁止、そして、面識のある人は描かない事。そんな訳で小生のモデルとなる人物は、ほとんどが故人となっている。
◆しかし、商売になってる訳でも無いのだから、たまには掟を破ってみたくなる訳である。で、またしても大槻ケンヂ氏の登場。
◆かつて大塚英志は「大槻ケンヂはイタコである。」と言ったが、それはパフォーマーとしての表面をなぞっているだけである。例えば宮崎勤やマイトレーヤ正大師がそうなのだが、彼らは体中で「お助け」と叫んでいる。小生には、それが見えるのである。以前見た大槻ケンヂのソロライブで、奈落の底の如きステージを駆け回り、歌う彼の姿は、(恐らく自覚はしていないだろうが)やっぱり体中で「お助け」と叫んでいた。
◆案の定、大槻ケンヂが筋肉少女帯を脱退したと、小生はつい先日知ったのであった。(2000年6月頃?)