☆略歴及び作品歴☆


佐川一政略歴
'49年神戸生まれ。関西学院大学大学院卒及び、パリ・ソルボンヌ大学大学院卒。'81年、「パリ猟奇事件」で世界を震撼させた。その後作家に転身。これまでに十二冊の著作がある。

作品歴

1983年『霧の中』(話の特集社)

―処女作にして大ベストセラーだが、出版に至る経緯に、ある人物の陰謀が・・・

1990年『サンテ』(角川書店)
―「この澄明なる自画像は、『狂気』と呼べるもの、ことごとくを崖から突き落としている」(唐十郎)

1990年『生きていてすみません』(水宋社)
―版元の編集長が興味本位な質問を重ねて行く中で、愚直な程真摯に答えているインタビュー集。

1991年『カニバリズム幻想』(水宋社)
―「一遍の散文詩とも言える、佐川にとっての『カニバリズム幻想』は、ミュッセの『世紀末の告白』を想わせる、妖しい情熱と憂愁を漂わせている。」(沼正三)

1991年『蜃気楼』(河出書房新社)
―『霧の中』の完全版。『パリ猟奇事件」の悲しい裏側を描く。

1993年『喰べられたい』(ミリオン出版)
―エッセイ、小説、インタビュー、詩、絵画を一挙に掲載した異色本。

1994年『華のパリ、愛のパリ』(IPC)
―“おフランス”のフランス幻想を見事に突き破ったユニークなフランス論。

1995年『狂気にあらず!?―佐川一政の精神鑑定』(第三書館)
―コリン・ウィルソン、天野哲夫との共著。佐川一政の精神世界の原点に迫る。

1996年『饗』
―コリン・ウィルソンとの対論集。

1997年『殺したい奴ら―多重人格者からのメッセージ』(データハウス)
―特殊漫画家・根本敬との共著。怒れる佐川君、バカな佐川君、かわゆい佐川君、まじめな佐川君という、佐川一政の様々な人物像を描く。

1997年『少年A』(ポケットブック社)
―神戸連続児童殺傷事件犯人とされる酒鬼薔薇聖斗に関する、考察と心の旅路。

1997年『超上級犯罪学講座』(イースト・プレス)
―見沢知簾との共著。残念ながら、見沢氏の意向によって、出版差し止めとなっている。

1997年『無法松の一政』(河出書房新社)

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