心の傷3


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無抵抗なマサハル兄さんの左足を持ち上げてみる。

「痛くしないからね…」
「ウン…」

俺は、手にローションを塗り、兄さんの肛門に中指を入れてみた。括約筋が固いのが解る。それを、マッサージして、ゆっくりとほぐしていく。
兄さんは深く溜息をついた。

「感じる?」
「…ウン。」
「痛かったらそう言ってね。」
「ウン。」

兄さんの括約筋は、俺の指を四本咥えるまでに柔らかくなった。

「兄さん、痛かった場所に触れさせてね…」

俺は自分のものを兄さんの直腸にそっと入れてみる。

2005.8/16