4月25日月曜日
今日もきっかり12時間コマネズミの如く働いた｡豚Ｏ川と豚Ｈ本に左右をはさまれて働くと､キリキリ胃が痛み､頭痛がし､脳から血が引いて視界がモーローとして､記憶力がうすれていく｡そして｢1分たりとも居たくない｣という考えが頭を離れなくなるのだ｡そうだ､今朝見た夢はひどかった｡田島昭宇が漫研の後輩だなんてムチャクチャな設定だった｡何かのパーティーで俺は田島に､｢そのツテで何か仕事ちょうだいよ｣と頼むのだ｡露骨だなあ｡

4月26日火曜日
毎日､こんなにコマネズミみたいに働くのはもう嫌だ｡嫌なのに仕事があれば働いてしまう､その上､仕事がなければ他を手伝ってしまう｡そうやって俺が8時ごろ手伝っている最中に､ブスのＨ本お嬢様は何をしているかというと､コンピュータ画面前に座りなすって優雅におグシをすいていらっしゃる｡｢俺は使用人か｣目の前で使用人がクルクル走り回りながら働いているのに課長は(あの女が堂々とさぼっていることなどの)この労働密度の不平等に気づかないのだ｡｢お前はそれでも管理職か｣鼻先から4メートルの所で､残業代の水増し請求という不正が行われているというのに｡豚くそＨ本お岩お嬢様はなんだってあんなに一日中きったならしいボロ雑布みたいなくそ髪をいじりまわしとるかね｡ひどい日には1分たりとも手が頭から離れてない時がある｡どうせ､リンスのかかりかたとか乾きかたが気に入らない時にやってるんだろうと思うが､そうやって､人と話す時でものべつ髪をいじるのはあんまりにも不しつけだ｡家でどういう教育をされてきたのかと思う｡あの女の髪の毛にはものすごい怨念がこもってるのだろう｡誰がさわりたがるもんか｡

腹が立っている日に限って帰りの電車がうるさい｡東京では､中年サラリーマン2人が､青梅駅で指定席を横どりしてやったと大得意にわめきまわっていた｡東京からわしの降りる牛浜までえんえん聞かされるのなら｢発狂した方が楽｣とまで考えた｡他にもOLがわめいていてメチャクチャうるさい｡満身の力を込めて耳をふさいでもまだうるさい｡もう死にたいと思うのはこんな時だよ｡涙まで出てきやがった｡

4月27日水曜日
今朝は母が寝坊して､愛猫じんたんがわしを起こしに来てくれた｡珍しくS君と一緒に出勤したが､山手線が止まって結局遅刻した｡いつだってそうなのだ､｢今週はこれ以上遅れないように｣と心がけると必ず電車が止まる｡だから遅刻しない月はない｡
豚Ｏ川のところには毎日､業務のヤンキー男が来る｡今日も３回来た｡課長がいないとみると必ず長話しして行く｡今に業務の上司にたれ込んでやる｡
今日こそはコマネズミ労働をするまいと決心したが､夕方になって自分の手があくとやはり､つい､やってしまう｡豚女２匹はキャーキャー言いながら早く帰って行きやがった｡後に文字落ちの仕事を残して帰って行った｡馬鹿野郎！てめえのケツぐらいてめえでふけ！またあの馬鹿くそ課長が豚Ｏ川のことを､｢あの子はちゃんとできてるから｣とか何とかＴ屋君(←Ｉ手さんだったかもしれない｡)に言っていた｡馬鹿野郎！目の前でダーラダラさぼって､敬語もつかわないで､他人の見てない所でさんざっぱら毒まきちらして喧嘩売って俺を発狂させた豚女が､表むきだけ明朗活発で(ガニ股で)声が大きくてお友達ごっこの馴れ合いが得意だからといって､全部全部全部良い方に見て肯定するんだ､お前は馬鹿だよ､勘違い親父め､自分じゃ馬鹿だと思ってもみないんだろう､俺の頭が黄色くてウジウジしたやつだから俺は全てがだらけているんだ､どんなにコマネズミ労働したって全部サボッて､ボーッとしてるように見てるんだろう｡Ｏ川が役に立ってて信用し切っているんなら､最初からＯ川をつれて来たら良かったんだろうが！人が働いてる目の前で好きかって言いやがって､俺の精神生活など無いと思っている､俺に人語が理解できるはずがないと思っている､なぜなら俺はめす豚だからだよ！やらせもしないならクソの役にも立ちゃしないとお前の顔に書いてあるんだよ､そんなこたお見通しだ！地獄に落ちろ！うじ虫にくわれてしまえ！

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